株式会社 大輝
〒456-0051
愛知県名古屋市熱田区四番
1丁目14番17号
名古屋市熱田区 ポンタシエール様
■店をつくろうと思ったきっかけ
元々私は名古屋出身なのですが、以前は東京で勤めていました。
ホテルの中で飲食を提供する部門に属しており、
注文を聞いたり食事を運んだりと毎日忙しく働いていました。
その中でふつふつと湧き上がった気持ち。
「いつか自分でカフェを開きたい!」
当時調理を担当していた子がたまたまその想いに共感してくれたこともあり、
一緒にお店をやっていこうと決めました。
最初は東京でやっていくことを考えていたのですが、とにかく土地が高い。
次に候補として挙がったのは京都でしたが、なんだかいまいちピンと来ない・・・。
そんな時主人の転勤が決まり、名古屋に戻ってくることに。
2人で名古屋の土地や雰囲気を見てまわったのですが、
名古屋特有の喫茶店文化の良さを改めて感じました。
一緒に来てくれた子は横浜出身なのですが、
関東では朝ごはんを食べるためにわざわざ喫茶店に行く、という文化がありません。
だからこそ、私たちにとっては当たり前になってしまったこの文化に対し
新鮮に反応してくれて、名古屋のこの文化に凄く好感を持ってくれたようでした。
雰囲気も良いし、ここでならうまくいくのではないか。
そう確信した私たちは、名古屋での土地探しを始めました。
■大輝との出会い
一緒に店をやろう!と決めてから、5年の月日が経とうとしていました。
いろんな物件情報を見ては実際に不動産屋さんに話をしに行ったこともありましたが、
どの会社も何となく怖い雰囲気で女性一人で行くには勇気が必要でした。
そんな時、ネットで検索していたら気になる物件を発見。
その物件を出しているのが大輝さんでした。
早速お問い合わせをしたところ、最初は多田さんが対応してくださいました。
不動産を扱う会社は怖いイメージがあったので、
多田さんも怖い人かなぁと少し不安だったのですが(笑)、
実際お会いしてみるととっても優しくて穏やかな方でした。
また、頭の回転が速く、こちらがお聞きしたことに対して
「こうした方が良い」など的確な意見をくださいました。
その後社長の網谷さんがお店のつくりのことなど
相談に乗ってくださったのですが、こちらが迷っている時に
解決方法を教えてくださいました。
網谷さんの人柄が温和で頼もしく信頼出来そうだったので、
大輝さんに内装工事を全てお願いしようと決めました。
■こだわり
内装の雰囲気やつくりは現場監督の森田さんが担当してくださいました。
私がお願いしたことは大まかに3つ。
・フランスっぽい雰囲気にしたい
・トイレは清潔感があっておしゃれなつくりにしたい
・床材の張り方はヘリンボーン柄にしたい
白を基調とした店内で壁の一面だけを青色にしてもらうことで、
フランスのような雰囲気が出たと思います。
また、柱は青や黄色の壁紙に合うような
色と柄のクロスを貼ってもらいました。気に入っています!
トイレは薄いピンクとネイビーという私が好きな二色の壁に
してもらったのですが、トイレじゃない位清潔感がある空間になり、
お客様にも好評いただいています。
床材の貼り方はルーブル美術館の床の貼り方と同じくヘリンボーンに。
実はとても大変な技法だったようなのですが、
それでも快く施工してくださいました。
この他にも、細かな要望を出したり、
建築のプロから見た意見やご提案を頂いて、
お店がつくられていきました。
■お店がオープンして 感想
お客様からは壁の色がいいね、とよく言われます。
白と青の色合いに心が安らぎます、と。本当に嬉しいです。
また、こういったお店がこの辺りにはなかなか無いので、
入るまでは敷居が高いお店なのではないかとドキドキした、
という方も何名かいらっしゃいました。
一度来て頂いたら、皆さんリピートしてご来店くださるので
落ち着く空間になっているのではないかなと思います。
このお店を通して良い出会いがたくさんあり、楽しく仕事しています。
お店をやっていく中で大変な時もたくさんありますが、
大輝さんがつくってくれたこのお店が好きですし、
ここでしか出会えなかった方々のことを想うと、
もっと頑張らなければいけないな、と思います。
大輝の皆さんが時折店に顔を出してくれたり、
何かあるとすぐに飛んで来てくれるので
大輝さんにお店つくりをお願いして本当に良かったと思っています。